実施計画(平成18年度)


1) 若手研究者育成のためのプログラムとして,ティーチングアシスタント,リサーチアソシエートの採用による若手研究者の支援,ポスドクの採用・非常勤研究員の採用による研究体制の強化,新展開プロジェクトの公募による研究支援などを引き続き推進し,新システム化分野の開拓をはかる.

2) マイクロ・ナノ構造体を製作するためのドライエッチング装置およびそれらを計測するためのプローブ顕微鏡を購入して,ナノ領域の加工,制御,計測,運動への適用技術を確立する.

3) 運営委員会を毎月開催し,研究の進捗状況の管理運営に務める.また,国際ワークショップを開催する.

4) 具体的な研究テーマとして以下を推進する.

    .淵竜ヽ2奮悄ヾ霹弋蚕僂肇轡好謄牴週蚕僂罵弋瓩気譴詆蕾抓超条件において,固体・液体・気体の力学特性やトライボロジ特性のデータベースの充実を図る.また,シミュレーション技術について,輸送・変形・破壊をマイクロナノスケールでモデル化する手法の実用性を向上するとともに,これを単体要素レベルの挙動予測の段階からデバイス設計など基盤技術として適用可能な段階へ発展させる.

    ▲瓮トロニクス基盤技術 デバイス・要素技術,部品の組立構成技術を応用展開する.加工技術として,表面ナノ構造をもつトライボ表面の有効性の確認,高硬度金型材料の超精密マイクロ加工の精度評価,ナノ材料の自己組織化を応用したナノデバイスの試作を進める.

    システム化技術 i)情報機械システム 表面ナノ構造とナノ分子膜の相互効果の最適化については,ナノ構造をもつ機械的テクスチャと化学的テクスチャを併用した最適な構造を解明する.ナノ変位ピコ力用のセンサの開発については, MEMS技術を応用して作成したセンサ構造の最適化を進める. ii)情報知能化ロボットシステム 加工技術としては,とくに自己組織化によるナノ材料の加工技術と三次元微細操作技術を連携させて高度なナノデバイスを構築する.システム制御技術としては,センサ情報処理システムと運動制御システムを連動させた高度認識・判断システム,および学習・適応機能を有する行動計画・制御システムに関する研究を行う.iii)生命情報医療システム 化学LSIのバリエーション開発を進め,従来の化学ICファミリーのナノバージョンである化学LSIファミリーを構築する.さらに本チップ群を用いた新規医療デバイス・バイオ研究デバイスの提案と,実証チップを開発する.


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