実施計画(平成16年度)


1)第1ステージにおける基盤技術の目標サイズ 100-10nm に対応した分担者ごとの研究実績,目標進展度を評価するとともに,発展性・重要性を勘案して,研究資源の配分,構成メンバの配置を見直す.

2) 若手研究者育成のためのプログラムとして,ティーチングアシスタント,リサーチアソシエートの採用による若手研究者の支援,ポスドクの採用・非常勤研究員の採用による研究体制の強化,新展開プロジェクトの公募による研究支援などを引き続き推進し,新システム化分野の開拓をはかる.

3) マイクロ・ナノ構造体を観測するための透過型電子顕微鏡を購入して,ナノ領域の加工,制御,計測,運動への適用技術を確立する.

4) 運営委員会を隔月ごとに開催し,研究の進捗状況の管理運営に務める.また,国際ワークショップを開催する.

5) 具体的な研究テーマとして以下を推進する.

    ‐霾鶺ヽ:ヘッドディスクのすきまとして10 nmにおける気体液体分子複合潤滑の定式化を完成させる.また,機械的ナノテクスチャの最適構造を明らかにするとともに,摺動実験・間欠衝撃実験により,DLC薄膜の摩耗特性,分子潤滑膜の減耗特性を計測して実用性を評価する.

    ⊂霾鹵稜讐愁蹈椒奪函Ъ己組織化によるナノ材料加工,大気・液体・真空中における三次元微細操作,ナノ構造組立体の機能性評価を研究し,微細運動に適合した機能デバイスを開発する.さらに,多数のセンサ情報を融合して運動を学習する制御技術の研究を本格化する.

    生命情報医療:ナノ光造形を応用したナノピンセットを試作して,操作性能を評価する.さらに化学ICチップの長所を活かした多様な用途を提案する.


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